だんだんと年末の空気が漂ってきましたね!
私は11月下旬からの季節が1番好きです。
今は、来春2月のクリニックオープンに向けて、少しずつ準備を進めています。
そのうちこのブログだけでなく、クリニックのホームページも作りますので、
またお知らせしていきますね~!
メディカルトリマーさんって何かというと、皮膚や薬用シャンプーなどの勉強をして、一般のトリマーさんよりもより専門的な知識を持ってトリミングに当たっている方たちのこと。他にもアロマやマッサージなどを取り入れているところもあるようです。
そう言った一歩進んだトリマーさん向けに、シニア犬の基礎知識や、トリミングサロンで気を付ける病気のサインなどについてお話しするセミナーになりました。
実技のパートではお家でできる棒灸のやり方についても少しお話ししたのですが、
けっこう皆さんご興味があったようす!
きっとサロンでだけでなく、お家の子にやってあげたいのかなぁと思いました^^
上が温灸器、下が棒灸です。
セミナーのモデル犬として来てくれたシニア犬さんに棒灸のデモンストレーション。
棒灸は、艾(モグサ)を筒状に和紙などで巻いたもので、
皮膚に直接当てるのではなく、気持ち良い~という具合で皮膚から離してツボを温めるのに使います。
どうぶつだと、背骨に沿ってくるくる円を描くように5~10分当ててあげると
気持ちよさそうにじっとしてくれる子が多いですね。
お腹の方にもやってあげると、下痢をしやすい子などにも効果があります。
(やりすぎには注意しましょう!)
治療では、棒灸ではなく、モグサを小さくひねって灸点紙というシールの上に載せて燃やす方法を使います。
よく、「お灸をやって毛が燃えないの?!」とか、「暴れないの?!」と聞かれますが、
もちろん燃えないよう工夫していますし(笑)、たいていの子は、お灸をすると気持ちよさそうにじっとしてくれています。
鍼もお灸も強制的にやるものではありませんから、
患者さんも飼い主さんもできるだけリラックスしてもらえるようにしています^^
さて、今日は自分にもお灸をして寝ようかな!