ウィルだよ!

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2014年7月19日土曜日

獣医がドッグトレーナーに?!

今日は、ドッグトレーニングスクールの実習に行って来ました。
スクールが運営する、犬の保育園での、家庭犬のしつけの実践演習です。

最後に一緒に練習してくれた子は、茶ラブの元気な男の子で、私の指示も徐々に理解してついてきてくれるようになりました。


そもそもなぜ、獣医である私が、ドッグトレーニングを学んでいるのか。
それは、実は獣医師は大学で、犬の行動学やしつけに関してほとんど学ばないためです。
その一方で、しつけに関するご相談は意外と多く、獣医さんたちは、自分が参加したセミナーで得た知識や、自分が読んだ本の知識を飼い主さんに伝えていることが多いと思います。

私は中獣医学(中国医学の獣医療版)を志していることもあり、どうぶつのストレスに関しても、病気に深く関わっていると感じています。
そしてそのストレスは、どうぶつの暮らしている環境や、ご家族との関係から生まれていることが多い。
どうぶつ、特に社会性の強い犬との暮らし方に、もっと人が意識を持てば、病気の根っこも減るのでは、と考えるようになったからです。

私のトレーニング歴の一番もとになっているのは、愛犬ウィルがまだ仔犬だった頃、しつけのために、出張の訓練士の先生にうちに来てもらい、私も一緒にしつけを学んだことです。
そのときは、学業との両立に挫折してしまったのですが、そのときの教訓が、今の私を動かしているのかもしれません。

どうぶつと暮らすのは、とても大変で、お金もかかる。でも、人間だけで暮らしているときには得られない、大きな喜びがあります。
その喜びを増やせるような、獣医師を目指しています。

まずは、無事卒業できるよう、実習をがんばらなくては!





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